Vol. 1844
雀鬼会のH・Pの会長のブログに中国の2歳の子供の事故のことが書いてあった。
中国で2歳の子供が車にはねられ、18人もの人が目の前を素通りし、その間にまたもや車にひかれ、ゴミを漁って生活している読み書きのできない女性が唯一子供を助けようとしたあの事件である。
私も人の親となり子を持つ身として、子供の事件や事故には激しい怒りを覚えることもしばしばだが、今回はそんな感情より虚無感が先にやってきた。
これが日本で起きた事件なら、激しい怒りに燃え、加害者や見て見ぬふりをした傍観者たちを罵倒していたことと思うが、起きたのはお隣中国。
中国ならこんなこと普通に起こるだろうなという思いと、国が違うとこうも人々の考え方が違うのかということを改めて考えさせられた。
日本ならこんなことは起こらないだろう。
それは大昔から人助けをすることを美徳とする文化が根付いているから。
先の大震災でも、被災者同士がお互い困っているのに助け合い、協力し合って復興していることを見ても明らかで、海外のメディアにも取り上げられるくらい。
自己犠牲の精神が我々日本人には深く根付いているので、今回のようなことは日本では起きづらいと確信している。
ではなぜ中国では皆見て見ぬふりをしたのか。
私にはわからないが、こんなインタビュー記事を見た。
交通事故を目撃し、被害者の救助をした中国人男性の記事だ。
彼は老婆が交通事故に遭ったのを目撃し、救助に当たった。加害者の車は逃走したため、彼が病院まで届け、老婆は一命を取り留めた。
しかし、あろうことか、老婆は救助してくれた男性を加害者として訴えたのである!
中国の法律では、訴えられた相手は(この場合は中国人男性)自分で無実を証明する証拠を集めなければならないらしい。
そして判決は無情にも男性に日本円でおよそ120万円の支払いを命じたのである。
その男性はそれ以来、そういったトラブルなどには関わりたくないと言っている。もっともな話である。
国によって正義が違うのも中東などの国々を見てもわかる。
いったい何が正義で何が悪なんだろう・・・・・
私には難し過ぎてわからない。
日本人から見れば今回の事件は人としてあり得ないような鬼畜の所業に映るが、他の国の人から見れば、我々日本人の行いが馬鹿げていると言うようなことがあると思う。
人は己の心の中の正義に従って動くことしかできない生き物なのかもしれない。
Posted: 2011年10月27日 カテゴリ 本部編.
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